闇金問題 弁護士がオススメ!普通の司法書士では闇金に歯が立たない

闇金問題は、司法書士ではなく、闇金専門の弁護士に依頼しないとダメです。

闇金問題の相談は、弁護士にも司法書士にも依頼することはできます。

でも、はっきりと言います。

闇金問題の相談は、弁護士でないとダメです。

弁護士は闇金に与える圧力が大きい

弁護士が闇金に与える圧力

まずは、弁護士司法書士のイメージを比較してみましょう。

例えば、サスペンスなどの2時間ドラマで、犯人の裁判で出てくるのは、必ず弁護士です。

また、詐欺などの事件では、『弁護士を呼んでくれ。』というセリフが決まり文句です。

このような場合、司法書士は出てきません。

法律的なことができるのは、弁護士なのです。

ですから、闇金に与える圧力は、司法書士よりも、弁護士の方が圧倒的に強いのです。

司法書士には失礼な表現になりますが、資格の持つ権限の差です。

やはり、闇金問題は、弁護士でないとナメられてしまうのです。

弁護士でも、闇金問題に精通していないことが分かれば、闇金はナメてしまいます。

闇金が組みやすしと判断すれば、受任通知を送付しても、簡単には引き下がりません。

ましてや、司法書士であれば、ますます闇金に対するインパクトは弱くなります。

闇金に与えるインパクトが弱ければ弱いほど、取り立てや嫌がらせが止まるまでに時間がかかります。

いや、それどころか、取り立てや嫌がらせが、より一層過激になることもあります。

逆に、圧力が強ければ強いほど、闇金は早く手を引きます。

弁護士は法律の専門家

弁護士は法律の専門家

弁護士は、法律の専門家です。

法的なものはすべて扱うことができるのが、弁護士という資格です。

弁護士は、司法試験に合格して、最高裁判所の司法研修所を卒業して、弁護士会に登録した法律の専門家です。

弁護士は、資格の取得や教育によって、法律に関する高い知識と技術を持っています。

さらに、弁護士会は、行政の介入を受けないという独立性を持っています。

あなたの闇金問題に関して、弁護士は制限なく取り扱うことができます。

司法書士ができること

司法書士の仕事

一方、司法書士は、もともと登記や供託が専門です。

例えば、

  • 家を買った時の不動産の名義の書き換え
  • 会社を設立したときの商業登記

などがそれです。

しかし、弁護士は、資格試験も難しく人手不足ということから、2003年に法律が改正されました。

法務省で研修や考査を受けた司法書士は、認定司法書士として、下記のようなごく限られた業務を扱うことができるようになりました。

  • 140万円以下の民事事件の相談、交渉、和解
  • 簡易裁判所の訴訟の代理

※簡易裁判所で管轄するのは、訴額140万円以下の第1審の裁判のみです。

逆に、司法書士が相談、交渉、和解、代理できないものとして、

  • 訴額140万円を超える民事事件
  • 高等裁判所への控訴
  • 最高裁判所への上告
  • 民事再生や破産などの申し立て
  • 強制執行
  • 家庭裁判所扱い
  • 行政事件
  • 刑事事件

等が、あげられます。

以上のように、140万円を超える事案や高等裁判所への控訴については、司法書士は扱うことができません。

その為、140万円以上の事案や控訴審の場合、司法書士を通さずに、闇金業者があなたに直接連絡してくることもあり得ます。

司法書士の場合、闇金問題について簡単で定型的なものしか扱えません。

  • 事実関係や法律的な問題で、闇金と争っていないもの
  • 地方裁判所への控訴がないもの

等のしばりがあるので、注意が必要です。

せっかく思い切って、闇金問題を依頼したのに、司法書士に扱えない事案だったということもあり得ます。

最初は、司法書士でも扱えると思っていたのに、法律的な問題で闇金と争うことになり、弁護士に依頼しなおす必要が出てくる場合もあります。

借入残高が、双方の言い分によって食い違う可能性もあります。

また、状況によっては、自己破産も視野に入れる必要が出てくるかもしれません。

しかし、自己破産は家庭裁判所ではないので、弁護士でないと代理人にはなれません。

司法書士は、制限を超えた事案を扱うと違法行為になってしまいます。

ですから、債務の一部に140万円超の残高のものがあれば、それを除外しての手続きになってしまいます。

また、破産・民事再生へ移行すると、司法書士では扱えなくなります。

司法書士は、極力自己破産や控訴させないなど、自分が扱える制限内で対処しようと思います。

弁護士と比べて、司法書士が依頼者にとって不利な条件で和解しがちなのは、このような理由からです。

闇金問題を、有利にスムーズに迅速に解決するなら、司法書士ではなく弁護士に相談することを、強くオススメします。

闇金問題の弁護士と司法書士の費用の違い

弁護士と司法書士の費用の差

  • 費用はほとんど変わらない
  • 闇金1社につき、5万円(税抜)前後

闇金問題において、弁護士と司法書士で、費用の差はほとんどありません

弁護士も司法書士も、報酬は自由化されていて、各事務所で設定できます。

もともと、弁護士と司法書士では、扱える事案が違うので、相対的な報酬は、弁護士の方がかなり高くなります。

でも、闇金問題に関しては、司法書士並みか、それ以下の報酬に設定している弁護士事務所もあります。

費用に関しては、闇金1社につき5万円前後が相場になっています。

費用が変わらないのなら、法律の知識も技術も高い弁護士に依頼する方が、おすすめですよね。

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