北海道に住む、40代の女性、ヨシエさんが、闇金の体験談を送ってくださいました。
ヨシエさんが、闇金の恐ろしい体験をするきっかけは、パチンコでした。
闇金にお金を借りたきっかけはパチンコ
私の闇金体験談は、今から20年近くも前の話になります。
情けない話ですが、当時私はギャンブルにずっぽりとはまっていました。
数社の消費者金融や街金から、150万円以上の借金をしていました。
借金のきっかけは、パチンコです。
数社の借り入れの返済に困るようになり、闇金に手を出してしまいました。
闇金の名前こそ忘れてしまいましたが、パチンコ雑誌の裏に載っていた闇金業者です。
今なら、闇金だと判断できるのですが、その当時は怪しむことも疑うこともできません。
気持ちは、ただただ、お金が借りれればいいという気持ちでいっぱいでした。
闇金の手口
雑誌裏に載っていた電話番号に、何も考えずに電話していました。
指定された消費者金融のATMで手続きをしました。
それで、30万円借りれました。
結果を電話してほしいと言われていたので、すぐに電話しました。
すると、手数料として10万円送れと言われました。
電話を切ったらすぐに、菓子折りを買ってその中に10万円入れて、指定の住所に送れというものです。
今考えたら、完全な闇金の手口です。
こんなお金の借り方が、まともなはずがありません。
しかし、お金を集めることだけに必死になっているときは、怪しい闇金の手口だとも気が付かないのです。
もちろん、借りた30万円を、消費者金融に返済していかなければなりません。
それでなくても、多額の借金があるのに、返済に行き詰まるのは目に見えています。
弁護士に相談して自己破産
やはり、数年後には、どうしようもなくて、弁護士さんに相談して、自己破産することになりました。
自己破産するまでの数年間は、返済のことが頭から離れず、夜中もろくろく眠れませんでした。
返済のことを思うたびに、全身から冷や汗が滴り、口の中はカラカラになります。
こんな怖くて不安な体験は、今まで一度もありませんでした。
当時のことを思い出すと、今でも情けなくて仕方がありません。
私の体験から言わせてもらえるなら、『闇金に手は出さない。』『その前に、借金は作らない。』ことです。
この一言に尽きます。