闇金の金利は、トイチじゃありません。
トゴ(10日で5割)が当たり前です。
トゴ(10日で5割)の金利
闇金の金利は、トゴ?トイチじゃないの?という方がおられるかもしれません。
難波金融伝・ミナミの帝王で、萬田銀次郎が、『利息はトイチや。』というセリフから、闇金の金利はトイチのイメージがあります。
でも、最近では、トイチで貸してくれる闇金は、なかなか見つけられません。
今や、闇金の金利は、トゴ(10日で5割)が相場です。
トイチなんて、甘い金利となってしまいました。
萬田銀次郎も真っ青の世界です。
トゴの年利換算
では、10日で5割のトゴは、年利に換算すると何%になるのでしょうか。
驚くなかれ。
なんと、トゴを年利換算すると、実に1,825%もの金利になってしまいます。
10万円借りたら、利息だけで1,825,000円です。
100万円借りると、18,250,000円もの利息になってしまいます。
こんなの返せるわけがありません。
萬田銀次郎のトイチでは、年間で365%です。
なんだか萬田銀次郎の萬田金融が、良心的にも見えてきそうな金利です。
決して、萬田銀次郎のトイチが、良いと言っているのではありませんよ。
トイチでも、完全に違法です。
トゴよりも、金利が低いというだけです。
でも、トゴの1,825%は、単利での場合です。
もしも、複利になると、267,504,316%にもなってしまいます。
百円借りたとしても、年間の利息は267,504,316円。
なんと、100円の利息が、2億6千万円をはるかに超えるのです。
もう、計算するだけで、頭がおかしくなりそうな金利です。
利息制限法
トゴで、10万円借りると年間の金利は、1,825,000円です。
でも、日本では、利息制限法という法律があります。
利息制限法では、借入する金額によって、次のように金利の上限が設定されています。
- 10万円未満・・・年利20%
- 10万円以上100万円未満・・・年利18%
- 100万円以上・・・年利15%
この上限を超えた金利設定は、法律で禁止されています。
でも、相手は闇金です。
もともと法律を守るつもりは、全くありません。
闇金でお金を借りると、返せないようになっているのです。
大多数の人が、途中でお金を返せなくなってしまいます。
返せないと闇金は損しない?
一般的な感覚ですと、お金を借りた人が、途中で返せなくなると、貸した方が損をします。
では、闇金でお金を借りた人が、途中で返せなくなるような設定だと、損しないのでしょうか。
答えは、損しません。
なぜなら、10日で5割の金利です。
10万円借りると、10日後に5万円の利息です。
しかし、闇金は、利息を先取りします。
つまり、10万円借りたその日に債務者が手にする現金は、5万円です。
そして、10日後に10万円の返済です。
10万円借りたい人が、5万円しか貸してもらえず、10日後に10万円返済なんてほとんど無理です。
すると、10日分の利息として、5万円を払って、元金の返済を10日後に延ばします。
このように、最初と1回目の返済期日の金利で、闇金は元金分を回収しているのです。
後は、利息も元金の返済分も含めて、受け取ったお金はすべて、闇金の儲けになります。
このような暴利を、闇金は貪っているのです。
法律上、闇金から借りたお金は、利息どころか元金も返済の必要はありません。
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