古めかしい嫌がらせですが、闇金は119通報で消防車を呼ぶ嫌がらせもします。
119番で消防車を呼ぶ
闇金の嫌がらせの代表的なものに、119番に電話して
『どこどこの窓から煙が出ている。』
などと言って、消防車を呼ぶというものがあります。
最近では、減っては来ていますが、救急車や消防車を呼ぶ様な嫌がらせをする闇金業者は、まだまだ居ます。
いきなり、自宅に消防車が来たら、びっくりしてしまいます。
そして、それが闇金の嫌がらせだとわかると、すごいプレッシャーとなってしまいます。
消防署の方に、嫌がらせだということを言えば、消防署の方は引き上げてくださいます。
その時には、闇金からこのような嫌がらせを受けていると消防署の方に打ち明けておきましょう。
次回からは、消防署から確認の電話を入れてくれるかもしれません。
119番通報は090金融がする
119番通報の嫌がらせは、固定電話からでは闇金のリスクが大きすぎます。
その為、消防車を呼ぶ嫌がらせを行うのは、主に090金融と呼ばれる闇金業者です。
多くの闇金は、都道府県などに登録している、正規の貸金業者です。
貸金業の認可には、固定電話の設置が義務付けられています。
しかし、090金融は、認可を受けていない、完全な違法業者です。
その為、固定電話など設置していません。
お金を貸すのも、事務所で面と向かっての契約ではありません。
例えば、パチンコ屋さんの前から電話して、その場にお金を持ってくるような貸付です。
もちろん、運転免許証やキャッシュカードなどの写真は撮られます。
使用している携帯電話も、債務者に契約させたトバシと言われる携帯電話です。
トバシは、返済の代わりに、債務者に携帯電話を契約させて、電話の端末を買い取るというものです。
もちろん、毎月の通話料は債務者の負担になります。
電話代だけで、何百万円にもなることがあります。
このように、090金融は、事業所の実体がないので警察でも捜査がなかなかできません。
とらえどころのない090金融の嫌がらせに、一人で立ち向かうのは、ほぼ不可能です。
弁護士に相談
090金融は、なかなかこちらから連絡とるのは、難しいものがあります。
トバシと言われる携帯電話を、何台も持っているので、足がつきそうになれば、すぐに電話を変えてしまいます。
もちろん、名前も偽名の場合がほとんどです。
事務所も構えていないので、全くどこに連絡すればよいものかわかりません。
一方的に、嫌がらせを受けるだけになってしまいます。
このような場合、最も頼りになるのが、経験豊富な闇金専門の弁護士です。
闇金の良く使う手口など、豊富な経験と知識から、対策を考えてくれます。
一人で悩まずに、まずは闇金被害をスグに解決できる弁護士の無料相談を活用してみることをおすすめします。