闇金は、警察なんてこれっぽっちも怖がっていません。
闇金の取立てで、下手に警察を呼ぶと、嫌がらせがきつくなってしまうこともあります。
取立ての時間
貸金業規制法で、取り立ては、夜の9時から翌日の午前8時までは、全くできなくなりました。
以前なら、10時であろうと12時であろうと、夜中の2時、3時であろうと、闇金は家まで取立てに行きました。
わざと、夜中に行って、ドアをガンガンして、寝ているところをたたき起こすのが目的です。
当然ながら、近所の人にも闇金のがなり立てるような声や、玄関をたたく音が聞こえます。
これも、ワザと聞こえるように言うのです。
債務者は、仕方なしに、わずかな手持ちのお金を、闇金に支払いするしかありませんでした。
でも、今は貸金業規制法で、夜の9時以降は電話すらかけられなくなりました。
お金を借りている側にとっては、非常にありがたいことですね。
警察呼ぶぞ
以前は、夜中に行くと『警察呼ぶぞ!』と言って、実際に警察を呼ぶ人も多くいました。
しかし、警察は民事不介入を貫いていたので、暴力をふるっていなければ、介入することはしませんでした。
それどころか、『この人に、お金を貸したのに、返してくれないんです。』と、闇金が言えば、警察は、何もせずに帰っていきました。
しかし、暴対法ができてからは、警察も積極的に関与しだしています。
しつこい取り立てなどは、すぐ『警察呼ぶぞ。』で、その場を収めることは可能です。
でも、よく考えてください。
闇金業者は、あなたの家も職場も把握しています。
『警察呼ぶぞ!』は、闇金問題に対して、さほど効力があるとは言えません。
警察呼ぶぞはその場しのぎにしかならない
『警察呼ぶぞ!』は、家に押し掛けられた時には有効です。
最近では、警察は結構対応してくれます。
でも、その場でのもめごとだけです。
警察は、24時間あなたをガードしてくれるわけではありません。
被害届を出しているストーカーの事件ですら防げないのですから、闇金の取立てを防げるはずもありません。
暴力をふるったり、大声で脅したりすると警察は対応してくれます。
でも、日中にソフトに取り立てや返済の督促をしてくるのは、警察も介入しようがりません。
警察を呼んでも、その時の直接被害だけしかタッチできないのです。
結局は、その場しのぎにしかなりません。
家族にばれる
闇金も人間です。
借りたお金を返さないで、返済の督促をしたら、警察を呼ばれたというのでは腹が立ちます。
最初から、借りパクリするつもりで、闇金からお金を借りる人もいるのです。
そんな人は、すぐに『警察呼ぶぞ。』と、闇金を脅します。
当然闇金も黙っちゃいません。
こうなれば、儲けよりも何よりも、ケッタクソの問題です。
あらゆる手段を使って、取り立てや嫌がらせを行います。
当然、家族にも言います。
子どもにも接近します。
親戚にも手を伸ばします。
当然ながら、あなたの借金は、家族や親戚にばれてしまいます。
それだけではなく、近所や職場の人にも、闇金でお金を借りていることがばれてしまいます。
下手に、警察に相談すると、とんでもないことになりかねません。
闇金は、素人が対応できるものではありません。
その道のプロに任せるのが、結局は最も安くて早い解決方法になります。